子どもたちは他人との距離の取り方に悪戦苦闘します。
忘年会の話、三回目。
前回の話
人物紹介
母えむふじん 作者。ご飯とおつまみも出したし、私も落ち着いて食べたい。飲みたい。でもそれが許されない。忘年会の話はこの話を除いて多分あと一回描く。
父えむし 友人たちと話しながらも子供を眺めていた。お客さんがいると子どもに注意しなくなる頼り甲斐の無い父である。酒は飲んでも飲まれるな、を心がけているけれど、時々飲まれている。
アントニー 26歳。子どもに英語を教える事もあるので、日本の子ども達には慣れている。でも戸惑う事もある。
我が家の三兄妹。えむお、えむこ、えむみ。お客さんたちに自分たちの事を知って欲しい。褒められたい。興味を持って欲しい。そして恥ずかしい。長男は11歳なので、まだ余裕がある。
えむふじんの日常Lv69
知っている人でも家にやって来ると、なぜか外で会うのとは違う雰囲気になる子ども達。
矢継ぎ早に子どもが絡んでくるので、なかなか食べたり飲んだりが出来ない我ら大人陣(特に私)。
お客さんたち、飾り切りとか似顔絵貰ってもきっと困るだけなんだけど・・・。
でもまぁこうやって家族以外の人との距離を測っているんだなあって眺めていました、えむおがえむこをいじる迄は。
ケンゾくんは何度かウチに泊まりに来た事がある
初めてウチにやって来たアントニーはともかく、ケンゾ君はえむしと飲みに行ったあとは度々うちに泊まるので、子ども達は慣れているはず。
なのに会わない間が少し空くとリセットされるようで、物をあげたり好きなものを見せてみたりして反応を探ってどうしようか考えているようです。
そしてその最中は、なぜかそれぞれちょっと気恥ずかしい思いをしている様子。
その気恥ずかしさを指摘されてしまったえむこ。
兄に怒ってダッシュで部屋から出て行ってしまいました。
そのせいで変な空気になったので、日本語のあまり話せないアントニーが怪訝な顔をしていました。
えむしがアントニーにフォローしてたっぽいけど、うまく説明できてなかった模様。
サボテンダーとFF
今回は怒って部屋を飛び出していくえむこの姿がサボテンダーっぽかったのでちょっと姿を借りました。
可愛いモンスターならマンドラゴラとかも好きです。
中古で安くなったらで良いから欲しい
忘年会の話 一話目
コメント
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えむこちゃんの針千本は威力がありそうw